ビレッジステイ
語学訓練の最後に、4泊5日でビレッジステイに行ってきました。
任地が首都の隊員は飛行機で他の島の村へ、首都以外の隊員はバスなどで首都の村へそれぞれ行きます。
先輩隊員から、ビレッジステイで虫を食べたとかトイレは海だったとかいろんな話を聞いていて、とてもワクワクしていました。結局わたしのステイ先はリーフハウスの中にバスルームがちゃんとあって水洗トイレを使いましたが。
お父さん、お母さん、17〜6歳の5人の子供の7人家族の中で、のんびりピジン語で暮らしました。日本のカレールーを持って行って作ったり、日曜日に教会に行ったり、子どもたちのサッカーの試合を観たり、
家の目の前の海に毎日潜って海ぶどうみたいなのを取って食べたり、
庭に生えてるマンゴーを毎日たらふく食べたり。マンゴーの皮を歯で齧って剥けるようになりました。
お土産のマンゴーを40個くらい頂いて、毎日必死に食べています。
ごはんは美味しかったけど、とにかくライスが多くて野菜が少ない。食生活や生活習慣を垣間見て、ソロモンの糖尿病患者の多さも納得です。
朝ごはんはパンかクラッカーと砂糖たっぷりのコーヒーミックス。
初日の夜はホストファザーが鰹を捌いてくれました。
首都のホニアラに帰ってきて、人混みと車の多さにびっくり。任地が地方でよかったなぁと思いました。いよいよ明日からキラキラです。
半年
はてなブログからメールがきて、ブログの開設から半年経ったそうです。半年前には今の生活は想像できていなかったなぁ。
そして、ソロモンに来てからはやくも16日が経過しました。
暑くてのんびりしたソロモンに少しずつ適応できているのでしょうか。
1番の変化は足の裏。とんでもなく厚く、硬くなってます。これはおそらく加齢とかそういうのではなく、ソロモンのせいです。
ソロモンは裸足で歩いてる人も結構いて、熱くて固いであろう穴だらけのアスファルトを物ともしてません。皮膚の構成がきっと私とは違うんだって思ってたけれど、日に日に変化する自分の足の裏。毎日よく歩いてるので、鍛えられているんですね、多分。もちろんサンダルは履いてますよ。
足の裏の話はこれくらいにして、
いよいよピジン語のレッスンが始まりました。
Nem blong mi Hikari. Mi kam from Tokyo long Japan. Waka blong mi nes. Mi bae waka long Kirakira hospital long Makira province fo prevention NCDs.
これが簡単な自己紹介です。名前と出身と仕事(nesってナース)と働く場所とやること。
Pijinは口語だけなので、書き起こすのは音をなんとなくローマ字っぽい感じにしてるので、読み方もほとんどそのまま。簡単です。
前置詞はだいたいlongで読み方は(ロー)。
たまにforはfo(フォ)で使います。
I.my.me.mineは全部mi(ミ)。
youは全部iu(ユ)。he.she.itは全部hem(ヘム)。
時制はなくて、文脈やastade(yesterday)やtumoro(tomorrow)などから判断したり、willの代わりにbae使ったり使わなかったり。
ルールは単純ではあるけれど、語彙が少ない分文脈を読み取るのが重要かつ難しい。
でもピジン語とっても可愛くて好きです。
pig=pigpig(ピグピグ)
kids=pikinini(ピキニニ)
jogging=ranran(ランラン)
wash=waswas(ワスワス)
take a shawer=suimsuim(スイムスイム)
ちなみにswimも同じくsuim。水浴び的な単語を一括りにしてしまうのがSolomon Pijin。1つの動詞がもつ意味がたくさんありすぎます。
9日間の授業のあと、5日間のビレッジステイで実践の予定です。Mi bae toktok Pijin tumas long village.
それが終わったらいよいよ11/3にキラキラへ行きます。みんなで料理作ったり、映画見たり楽しく過ごせるドミ生活もあと少しです。
No wari wari! (Don't worry)
出国準備
ソロモンへの出発まであと1日。
9/25から同期がぞくぞくと派遣されていて、いよいよ自分の番がきてそわそわしています。
自分のパッキングもままならないまま、昨日はガボンの子の見送りに羽田へ、今日はペルーの子の見送りに成田まで行く予定です。
訓練が終わってからの3週間、何してたかっていうとひたすらやりたいことしてました。
協力隊の同期に会うために京都行って、山口行って、函館行って、祖父母に会いに栃木に行って、地元や高校や大学や前の職場の友達に会って、姪と遊んで、家族とご飯食べて。毎日おいしいものをたくさん食べてます。
訓練所にいた時のような運動習慣がなくなった今、どんどん肥えてきています。生活習慣病の対策をする看護師があんまり太るのはちょっと問題ですね。
あとは、その合間合間に表敬訪問や区役所での手続き(住民票、健康保険、年金など)やソロモンに持って行くものの選別をしていました。amazonや100均にとてもお世話になっていますが、物を買えば買うほど不安になってしまう。でも、ソロモンで生活してる人がいるんだから、ソロモンにあるもので生きて行けるはず…!
しかし、パッキングがちっとも終わる気がしません。ソロモンは預け入れ荷物は個数制限なし合計30kgまで、手荷物は7kgまで。1kg超過するごとに7800円の追加料金です。EMSの方が断然安い(10kg15000円弱くらい)けれど、確実に届く保証はないです。調味料やタオルなど、最悪無くなっても諦められるものを郵送しようか迷いどころ…
今日は朝一で皮膚科に行って先生と相談しながら2年分の薬(抗生剤とか化膿止めとか)を貰って、これから携帯の解約?停止?の手続きに行ってきます。なんでもかんでもギリギリです。
ありがたいことに、たくさん送別会をしてもらいました。サプライズだったり、ばればれのサプライズだったり、いつも通りののんびり会だったり。まわりの人に恵まれてとても幸せです。
それでは、ソロモン行ってきます。
ヘアドネーション
訓練を終えて、念願のヘアドネーションに行ってきました。
ヘアドネーションについては以前にも書きましたが(http://hikari0408.hatenablog.com/entry/2017/04/23/221232)、病気などを理由にカツラが必要な子供達のために髪の毛を寄付することをヘアドネーションと言います。
31cm以上切れるくらい髪の毛を伸ばして美容院へ行きます。
髪の毛をくくります。
切る!
自分でも切る!
切ったやつ。傷んでても大丈夫。
提携の美容院なら、ヘアドネーションをしているNPO法人に無料で郵送をしてくれます。
整えてもらう。2年間なにもしなくても大丈夫なように。
軽いー。2年後またできたらいいなぁ。
派遣前訓練終了しました
9月13日に派遣前訓練が終了しました。
長くて、濃くて、あっという間の70日間でした。
修了式と壮行会は涙とハグの応酬。
退所前日にはみんなで大掃除。
70日間過ごしたお部屋。ありがとう。
駒ヶ根ナイトという、とっても素敵な自主イベントが開催されて、ソロモンメンバーで着物着て日本舞踊しました。ソロモンでもやります。
てる坊さん。
人生で1番おいしくて素敵なお蕎麦を食べました。訓練所から歩いて30分くらい。
駒ケ岳には結局2回行きました。とっても気持ちよかったです。
70日間、たくさん失敗や後悔をして、時には憤りを感じることもありましたが、すごく恵まれた環境と人間関係の中で過ごせて本当に良かったです。いろんな専門性や才能を持ち合わせた人たちとの生活はとても刺激的でした。
青年海外協力隊として、2年間何ができるのか、2年後どうなるのか、まだわかりませんが日々のことに真摯に向き合っていきたいと思います。まわりの人を健やかにできるように、自分自身も健やかに、頑張ります!
派遣前訓練 54日目 (8/29)
あっという間に8月が終わります。
訓練も残すところあと16日!なんと早い。
一昨日の日曜日は長野の温泉に来た両親と一緒に千畳敷カールへ行って来ました。
混んでた…ロープウェイは1時間待ち、わたしが降りてきたころには3時間待ちになっていました。
訓練生活はと言うと、中間試験やら野外訓練やら所外活動やら忙しく過ごしておりました。
最近は語学の勉強もなんだか中弛みしてきてしまっていて反省の日々です。
毎日が一瞬で過ぎ去って行って、ブログもさぼっていたので、もはや書くべきことが分かりません。
任国事情という講座で各国の元JOCVが訓練所に来てくれて、職種や国ごとに分かれて、現地での活動や生活のお話を聞かせてくれたり、ネイティブスピーカーの方がいらしてくれて語学交流会をしたり、所外活動で地域の農家に受け入れて頂いたり、いろんな方と話すことでボランティアとしての自覚や多くの人に支えられているということを実感しています。
残り2週間と少し、気を引き締めて頑張ります。
訓練所からコンビニに向かう途中に猿がいて、5分くらい通せんぼされました。危ないし、怖かった。