ぽんのこつ

青年海外協力隊ソロモン看護師隊員の備忘録です。

ガーデニング

州知事宅で目立つ我が家。
その広い庭に生い茂る雑草。

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エンターテイメントのないキラキラ。
ありあまる時間。
草むしりが趣味の隣人。

ガーデニングを始めました。

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雑草を抜き取り、海岸と家を何往復もして運んだ白い小石や砂を敷き詰め、
大きな石をならべ、
草むしり。

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花の種を蒔き、
バナナの木を植え、
レモンの木を植え、
草むしり。

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スリッパリーキャベツを植え、
チャイニーズキャベツを植え、
草むしり。

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長ネギを植え、
トマトを植え、
草むしり。

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4月の中旬から始めて、
小型ナイフ片手に一心不乱に週5ペースで草むしりをして、
土曜日の朝起きてカーテンを開けたら隣人一家が総出で草むしりをしてくれていて慌てて参加して、
雨が降ると根っこまでしっかり抜きやすくなるからと隣人に呼び出されて雨の中草むしりをして、
隣人が2週間首都に出張に行っているあいだも「元気か?草むしりしてるか?」という確認の電話をもらって、
そんなこんなでやっとこ素敵なお庭に。

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スリッパリーキャベツが豊作で、毎日庭から採っては炒めたりスープにしたり美味しく食べています。
そして念願のトマト第1号も。f:id:hikari0408:20180819100856j:image

だいぶ庭が整ってきて、草むしりのためのナイフ捌きもだいぶ板についてきたところで、引っ越しが決まりました。というかもう引っ越し終わりました。
今まで住んでいた家は、ちょっと改修工事をしたあと、今月配属になった新隊員さんが住む予定になっています。

新居でまた庭作りがんばります。

 

飛行機事情

ソロモンは島々からなる国なので、移動には飛行機が欠かせません。
首都ホニアラから任地キラキラまでは飛行機で30分、小さなプロペラ機だと1時間程度で片道$1300(¥20000弱)です。お高め。
便数は週4〜5便、ホニアラからきて、キラキラで給油して、またすぐホニアラに戻るという流れです。たまに他の島を経由したりします。

ちなみに移動手段には船もありますが、週1便、27時間、雑魚寝で$350(¥5000くらい)で日本人女性が1人で乗れる感じじゃないとか。他の島にいく船によってはちゃんと個室があって、快適に過ごせるものもあるようですが。キラキラにくる船はとても汚いそうです、残念。

f:id:hikari0408:20180729124058j:imageキラキラの空港のチェックインカウンターがこちら。預け入れの荷物の重量を測った後、機内持ち込みの荷物を持って体重測定します。で、まわりに座ってる人に大声で値を読み上げられます。プライバシーも何もあったもんじゃありません。わたしじゃなくてカバンが重いのよっていうのが常套句です。

f:id:hikari0408:20180729124107j:image滑走路がこちら。原っぱ。
大雨が降るとすぐ飛行機が離着陸できなくなる原っぱ。荷物の積み降ろし作業も積極的に乗客がお手伝い。

昨日ホニアラ上がる予定だったのですが、大きな飛行機が2日前に故障したために小さいプロペラ機が到着、雨も降り出し原っぱはややぬかるみ、いざ飛行機に乗り込もうとタラップの前に集まった乗客を前に、人数と荷物の総重量オーバーを懸念したパイロットが空港のスタッフに乗客を3人減らせと要求、「みんなの安全のためにフライトを延期してくれるボランティアを募集します」とスタッフがアナウンス、JOCVとしてボランティア精神を発揮して、おとなしく家に帰宅。

 

で、今日無事に振替え便でホニアラに来ました。f:id:hikari0408:20180729124226j:image20人乗りのプロペラ機でしたがガラガラ。自由席なので、先頭に座って操縦席を見学していました。f:id:hikari0408:20180729124234j:image

 

今回のホニアラ上京の目的は保健省で行われるNATIONAL NCD TRAINING PROGRAMに参加するため。各州のNCDコーディネーターが集まって1週間ワークショップが行われます。わたしもカウンターパートと一緒にマキラ州のNCD対策についてプレゼンをします。プレゼン自体はカウンターパートが行なう予定で、わたしは今年実施した健康診断やスクリーニング検査の結果をまとめてせっせとグラフを作り、カウンターパートにデータを渡しましたが、まだ準備が終わってないようです。発表明日なのに。

豚骨

ソロモンのローカル料理、モツ。
豚や芋をバナナの葉と石で包み一晩掛けて蒸し焼きにします。f:id:hikari0408:20180714193018j:image
お祭りなど人が集まるときに食べるのですが、豚を丸々使うので、たくさんの骨が残ります。で、この間その骨を全部貰ってきて、ネギ、玉ねぎ、生姜、ニンニクとことこと煮て、豚骨スープを作りました。f:id:hikari0408:20180715000908j:image約1年ぶりの豚骨らーめんとってもおいしかったです。f:id:hikari0408:20180715000904j:image犬たちにも骨をお裾分け。

 

気がつけば、駒ヶ根での派遣前訓練開始から1年。あっという間です。

松尾さん

また犬の話題。

ジュニがいなくなり、聞くところによると近所のおばちゃんが実家に連れていったとのこと。

びっくりしました。元気にしてるといいんですが。

落ち込んでたら、隣人が突然どっかからまた子犬を連れてきてくれました。犬を連れて行くのも連れて来るのも特に断りがない、これがソロモン。

f:id:hikari0408:20180715000917j:image松尾ぽん太です。

マキラの名産品であるバナナの和名が『芭蕉』なので、松尾さん。あとは顔がたぬきっぽいのとお腹がぽんぽこなのと飼い主がぽんこつなのと日本酒が飲みたい気分だったので、ぽん太くん。

 

ジュニがいなくなった時点で、もう犬を飼うのはやめた方がいいんじゃないかとも思ったのですが、せっかく松尾さんがきてくれたので、仲良くやっていきます。

 

7月末にキラキラに新隊員さんが来る予定になっていて、松尾さんっていう名前だったらどうしようってちょっと心配してましたが、どうやら違うみたいです。良かった良かった。

NCDスクリーニングツアー

配属からはや7ヶ月。
ずーっと延期、延期になっていた出張にやっと行くことができました。
キラキラからOBM(エンジン付きボート)で1時間半くらいのUgiという島に、生活習慣病のスクリーニングツアーへ。
目的は、生活習慣病患者やリスクのある人の早期発見、早期治療と予防の指導、生活習慣病に関する啓発活動です。
6日間の日程で、12の村をまわります。
出発前日になってもボートの確保ができていない、病院からのボートのガソリン代や出張のための食費等も支払われていない、出発当日の朝になってもまだ出発時間が分からない、カウンターパートの電話も壊れていて繋がらない、という安定の?ソロモンっぷりでしたがどうにかこうにか夕方に到着、カップラーメンを食べて1日目は終了しました。
次の日から、1日に2〜4つの村をまわり、30歳以上を対象に血圧、血糖、身長、体重、BMIの測定、喫煙、飲酒、ビートルナッツの有無、家族歴の聴取等を行いました。
患者さんへの結果のフィードバックが曖昧とか、スクリーニング実施について住民への周知不足とか、効率の悪さとか、医療物品の不足とか、啓発活動の準備不足とか、そもそもスケジュールがタイトすぎるとか…反省点、改善点は山ほどありますが、初めてNCDの出張としてコミュニティを巡回し、キラキラとはまた違う生活習慣を見ることができて、とっても楽しかったです。肥満度や高血圧、高血糖の人の割合が村によってすごく差が大きかったのが印象的で、今後、食事内容や運動習慣についてより詳しく調査をしたいなと思いました。初めての出張だったのと、時間的にもハードだったので、今回は基本的なスクリーニングだけで終わってしまったのはしょうがないかなと思いますが下準備の大切さを痛感。

砂浜で健診したり、f:id:hikari0408:20180714193013j:image
ブッシュの中を歩いて村に向かったり、f:id:hikari0408:20180715001041j:image
各村に折り鶴モービルを配り歩いたり、f:id:hikari0408:20180715000838j:image
貝や伊勢海老や海亀を山ほど食べたり、f:id:hikari0408:20180715000851j:image

初日に泊まっていた家の階段から滑り落ちて腰を強打し、翌日以降のボート移動で波の揺れの中痛みに耐え続けるとか、藪の中を20分歩いて川に行ってシャワーと洗濯をするとか、トイレは海とか、行く村全部で芋やバナナが出てきてフードファイトし続けて6日で体重が3キロ増えたとか、愉快な思い出もたくさん。
同僚がナイトダイブしにいって、信じられない量の魚を捕ってきてくれて、我が家の冷凍庫は今魚でいっぱいです。

eye operation

今週は、ホニアラのEYEセンターから医療チームがきて、マキラ中の眼科患者さんをまるっと1週間で手術しています。

わたしの配属先である生活習慣病クリニックと眼科のクリニックは1つの建物にまとまっていて、専門の看護師がそれぞれ1人ずつしかいないので、こういった一大イベントの時にはお互いに手伝っています。
2週間かけて眼科の看護師とわたしのカウンターパートはマキラ中の村を回ってスクリーニング検査をして、手術が必要な人をピックアップし、わたしは1人クリニックにのこって生活習慣病患者と眼科患者の対応をしました。眼科患者さん診れないけれど…。
金曜日から患者さんをトラックやボートで集め、先週の土曜日にホニアラから眼科医1人、看護師3人が到着、日曜日は休日返上で術前検査。わたしは100人以上のバイタルサイン測定と血糖測定とマラリア検査をしました。疲れた。

で、月曜日からは朝から晩までひたすら手術。日本でどのくらいの件数が行われているかわかりませんが、1日に白内障40人のオペをどんどんこなしていく先生すごいです。レンズをツルッと出して入れる白内障のオペがとても面白い。f:id:hikari0408:20180510040525j:imageちょこっとだけお手伝いもさせてもらってます。80歳代の夫婦が2人して手術を受け、翌日、約3年ぶりにお互いの姿を見ることが出来て大喜びで握手するっていう素敵なエピソードもありました。

帰りの飛行機が満席だったため、滞在予定が1日短くなり、マキラ中の患者さんをたった4日間で手術しちゃおうっていう強行スケジュールの中、段取りが悪くて手術室のセッティングがなかなかできず、初日のオペ開始が1時間半遅れたり、機械が壊れたりして1時間以上空き時間があったり(今です。暇。)、患者が時間になっても来なかったり、夕方にいきなりどっと来たり、どう考えてもスタッフの数足りないのにさらにサボる人がでてきたり、そんなこんなで終わるのが夜9時すぎになったりしてますが、この1週間はお昼ご飯と夕ご飯を病院のスタッフ(眼科看護師の妻とか勤務が休みの看護師とか)が準備してくれて、もりもり食べて頑張ってます。帰りの夜道も危ないからと総勢7人で家までお見送りしてくれます。ありがたや。

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この眼科オペの1週間は生活習慣病クリニックの診察も中断してしまうので、それはいかがなものかとは思いますが、それでもみんなで力を合わせて頑張るっていいなぁって思わせてくれるアットホームな感じがとっても素敵です。時間の無駄は確かに多いけれど、日本の医療現場や看護師の殺伐とした厳しさのほうがよっぽど無駄じゃないかしらって思えてくるくらい、ソロモンのおおらかさは心地よいです。

洋服の仕立て

ソロモンで売っている服は古着が多いです。
安いものだと$20〜30(300〜450円)程度で購入できます。

教会に行く時がみんな1番気合を入れておしゃれをしますが、その服はだいたい自分で作ったり、仕立ててもらったりしているようです。
ホニアラのセントラルマーケットではおばちゃんたちがお手製のアイランドドレスやアイランドシャツを売っていて、みんなでアイランドドレスを選びあいっこして購入しました。1着$100(1500円)。f:id:hikari0408:20180520005301j:image

 

先輩隊員たちがお揃いの布でシャツやドレスを仕立てて貰ってるのがとっても素敵で、わたしも年末にホニアラに上がった時、布を買ってワンピースとツーピース二種類のドレスを仕立ててもらいました。f:id:hikari0408:20180520005356j:imageキラキラに遊びに来た同期と一緒に着て教会に行きました。


布が1ヤード$20〜40、仕立て代が1着$100なので、だいたい2000円くらいでドレスが作れます。同期でお揃いの布でアイランドシャツも作っているので、完成が楽しみです。